1931年の満洲事変以来，日本国民は挙げて大陸進攻に熱狂した．翌年作られた満洲国は日本帝国の心臓部に結合され，この新しい帝国はやがて日本の物的・文化的資源を総動員してゆく．満洲国を組み込んだ日本帝国の成立から崩壊までの全史を，総動員帝国（トータル・エンパイア）という斬新な視角から描く，壮大な歴史叙述．

英国伦敦大学国王学院历史系主任，帝国史教授

日本の経済人はなぜアジア太平洋戦争を阻止できなかったのか —— 長年の研究にもとづき、近代の植民地帝国の形成から、在華紡路線・満鉄路線の対抗をへて、盧溝橋事件へと至る歴史を丹念に跡付け、新たな全体像を描く。碩学による日本帝国主義史の決定版。

本書は，日清戦争後からワシントン会議までを取扱う．この全過程における日本資本主義と半封建的地主制のからみあった発展，その上に展開される階級関係・階級闘争と天皇制の変化，植民地支配，帝国主義列強との関係，日本独自の帝国主義イデオロギーの形成，これら全体の相互作用を統一的にとらえて日本帝国主義の構造と運動を明らかにする． 日清戦争後から第一次世界戦争をへてワシントン会議までを扱う。階級闘争と天皇制の変化、植民地支配、日本独自の帝国主義イデオロギーの形成等を統一的に捉える。今まさに読み返されるべき日本帝国の歴史。

笹川裕史，日本埼玉大学教养学部教授。 奥村 哲，日本首都大学东京都市教养学部、大学院人文科学研究科教授。

内に天皇制と立憲制、外にはアジア・モンロー主義と親米英協調主義という四つの相貌をもつ大日本帝国。その相克と対抗、競合と連携―そこから日本近現代史の複雑なドラマが繰りひろげられる。

ホブソン、レーニンに先駆けて書かれた「帝国主義論」の嚆矢。仏訳もされ、基本文献として高く評価されている。師・中江兆民の思想を踏まえ、徹底した「平和主義」を主張する「反戦の書」。大逆事件による刑死直前に書かれた遺稿「死刑の前」を収録。

这是萨伊德继《东方学》之后最重要同时也是最复杂的著作，有人用拉什迪的小说来做比喻，说假如《东方学》是萨伊德的《午夜的孩子》，那么《文化与帝国主义》就是他的《撒旦的诗篇》。与《东方学》基本上不处理文学文本形成鲜明对比的是，《文化与帝国主义》的问题意识建立在这样一个更深入的追问上的：“小说写作和抒情诗……是怎样参与东方主义中的普遍存在的帝国主义世界观的构造的？”由此生发的对“小说与帝国”关系的讨论，不仅像伊恩·马丁在《小说的兴起》那样把现代小说的兴起和现代资本主义相联系，重构了“现代欧洲小说诞生”的帝国主义扩张的语境，而且极富争议地把他对西方文化与帝国主义共谋关系的分析扩展到小说的形式和风格层面，认为欧洲小说在其发生学的意义上汇集了两种的质素：一方面是构成小说的权威的叙述样式，另一方面则是倾向于帝国主义的复杂的思想构造。也许我们未必完全接受萨伊德的观点，...(展开全部)

建国大学は､ ｢満洲国｣ 国立大学として1938年当時の新京(現在の長春) に設立され､ 45年日本の敗戦と共に消滅した｡ 関東軍に操縦され､ ｢五族協和｣ を標榜した建国大学の設立構想から設立の事情､ 大学の内実､ その崩壊に至る経緯を詳述する｡

建国大学は､ ｢満洲国｣ 国立大学として1938年当時の新京(現在の長春) に設立され､ 45年日本の敗戦と共に消滅した｡ 関東軍に操縦され､ ｢五族協和｣ を標榜した建国大学の設立構想から設立の事情､ 大学の内実､ その崩壊に至る経緯を詳述する｡